「やくそく」プロジェクト5 バラン小学校が完成
失われた校舎が真新しく建ち上がりました!
「やくそく」プロジェクト5校目となる「バラン小学校」が無事に完成。
2020年1月13日、代表 狩野 富をはじめ、マーケットトラスト社員、やくそくプロジェクトメンバーそしてJHP学校をつくる会の方々と現地を訪れ、校舎の贈呈式が行われました。
長い道のりを経てたどり着いた我々を待っていたのは、村民の笑顔と真新しい校舎。
皆の喜びに照らされるようにバラン小学校は輝いて見えました。
ドローン撮影の動画にも是非見てください。
本当に周りには何もない荒涼とした場所にあります。
こうして迎える贈呈式も今回で5度目。
場所が違えば、人、村の雰囲気も違い、私たちもいつも新鮮な気持ちで臨みます。
最初に村を訪れる「最終協議会」と呼ばれる着工式の時とは違い、この贈呈式は多くの人たちが一度会っていることもあり、とても和やかな雰囲気になります。
特にこのバラン村の人たちは明るく、人懐っこい子どもが多いので最初から楽しげな空気が流れています。
式典が始まり、村の代表者やJHPの現地代表などの挨拶が行われました。
今回の寄贈者スピーチは、やくそくプロジェクト事務局のほっしーこと星野大起が代表して行いました。
覚えてきたクメール語「ソック サバイ テー?(=元気ですかー?)」の連呼に笑いが起こります。
テンション高すぎたかな…(笑)
メッセージを受けて、生徒代表がお礼の挨拶をしてくれました。
緊張しながらも一生懸命話している姿が可愛らしかったです。
出来上がった校舎は、今回も広々とした教室が3つと念願のトイレと水タンクがあります。
随分前に倒壊してしまい長く校舎がなかった分、子どもたちの喜びもひとしおだと思います。
何もなかった野原にこの立派な建物は、周囲の住民にとってもランドマーク的な存在になるでしょう。
メダルや感謝状の授与やテープカットなど、式典は順調に進んでいきます。
比較的過ごしやすい季節ですが、この日は35度近くになり、やっぱりいつ来ても暑いです…
そして、子どもたちお待ちかねの文房具などの贈呈。
おなじみ、まっすー、ミサエ、トッシーたち“やくそくメンバー”を始め、今回初めてカンボジアを訪れたマーケットトラストの若い社員たちも生徒たちに声をかけながら配ります。
ボスは窓の外からその様子を見守っていました。
普段はノートもなるべく小さい文字で書いて長持ちさせるような環境です。
この子たちにとって自分専用の新品の文房具をもらうなんて、それこそ夢のような出来事です。
もらっても緊張してなかなか手をつけなかったりする子もいます。
校舎と同じくらい「良かったなぁ〜みんな!」と思う瞬間です。
最後は恒例のお菓子配布!
「もらってない子はいない〜?」
「大人もどうぞ〜!」
暑さに負けず、声をかけながら皆で協力して配ります。
もらった子どもたちはこの笑顔!
美味しいよねぇ
その後もそれぞれに交流したり、写真撮ったり
トッシーがドローンを飛ばすと大騒ぎになったり。
今回もたくさんの子どもたちの笑顔を見ることができました。
遠い道のりをはるばる旅して来た甲斐がありました!
最後に記念撮影!
「失われた校舎の再建」をテーマにやってきた
やくそくプロジェクト 5校目のプロジェクトはここに完了しました。
そしてまた次なるプロジェクトに向けて我々は動き出します。
そう、まだまだ続くのです!
「私たちができることを、できるだけたくさん、できるだけ長く」
変わらぬ想いで「やくそく」プロジェクトは走り続けます。