「やくそくプロジェクト5」スタート!
5校目の支援先は「バラン小学校」に決定
2015年の1校目からこれまでに4つの学校を建ててきた「やくそくプロジェクト」。5校目の建設に動き出しました!
5校目の支援先は、プノンペンから東に約250km、クラチエ州という地域に位置するチャム族(イスラム教徒)の集落、バラン村にある小学校。
その建設決定の報告と村民への説明を行う「最終協議会」にマーケットトラストから“トッシー”こと久保田敏昭、やくそくプロジェクト事務局からおなじみほっしー(星野大起)とミサエ(中村美佐江)で参加してきました。
プノンペンから車で約5時間かかるので、前日にある程度近い町まで移動していた一行。雨季の始まりでお天気が少し心配されましたが幸いお天気は守られました(もちろんその分暑いですが…)
ここは2校目のボンオンサオンと同じイスラム集落ということもあり、少し奥まった場所にあります。
水の中やジャングルのような山道を通る今まで一番の悪路。。それはここが特に貧困地域だということの現れでもあります。
悪路を何とか無事に乗り越え、目的地のバラン村に到着しました。
村で唯一の“家以外の建物”であるモスクの横にテントを張り、会場が出来上がっていました。
村民、学校・政府の教育関係者、そして元気な子どもたちが笑顔で迎えてくれました!
今回も「JHP学校をつくる会」の皆さんの進行で、建設内容の説明や子どもたちに向けて、衛生や校舎を大事に維持するための説明などが行われました。
時折笑いも起きる明るい雰囲気のなか、子どもたちはパンフレット片手にしっかりと話を聞いていました。
そして今回はいつも写真撮影を担当しているほっしーがプロジェクトを代表してご挨拶。
覚えてきたクメール語(=カンボジア語)の挨拶を交えながら、子どもたちにメッセージを送りました。
このプロジェクト共通の想いである「たくさん勉強して夢を持って欲しい」ということ、そして「我々は必ず学校を建てるから、皆はちゃんと勉強してね」と互いの“やくそく”を交わしました。
協議会が終わったら、お待ちかねのプレゼントタイム!
今回は3人での訪問でしたが目一杯のお菓子を持って来ました。JHPの女性スタッフ辰川さんにもお手伝いいただき、トッシーとミサエの3人で配りました。
子どもたちに行き渡ったら今度は大人にも。一番盛り上がっていたのはオバちゃんたちでした(笑)
初めて食べる日本のお菓子の味はいかが?
その後は建設予定地の確認を行い、トッシーは苦労して持ってきたドローンの飛行準備。
機材トラブルがあり飛ぶかどうか危ぶまれましたが無事に離陸。
ブゥィィーーン!!と唸りを上げて飛び立つ様に、大人も子供も目を丸くする安定のリアクション(笑)
大はしゃぎでドローンを追いかける子どもたちが可愛かったです。
最後は記念撮影をして村を後にしました。
ここの地域性なのか、皆明るくて人懐っこく、子どもたちは元気で笑顔が絶えません。
本当に楽しい雰囲気のなかで行われた最終協議会でした。
完成後にまたこの笑顔に会えるのが楽しみです。
最終協議会が終了し、いよいよ新校舎の建設スタートです!
建築状況は現地より報告が入りしだいご報告します。