「やくそく」プロジェクト3校目に向けて動き出しました!
今回も現地カンボジアで学校建設のコーディネートをしている日本のNPO法人「JHP 学校をつくる会」から提案を受けた学校の中から、首都プノンペンの北西に約300km、カンボジアの最西端バッタンバン州にある、「オンクローン小学校」にお馴染みのやくそくプロジェクトメンバー5人で訪れました。
シェムリアップから車に揺られること5時間…悪路の細い道を走ってようやく辿り着きました。
一行が到着すると、校長をはじめ学校や村の関係者が出迎えてくれました。
学校のなかは授業の真っ最中。我々が入ってくると、驚いたり、こちらの挨拶に恥ずかしがったり、それぞれのリアクションが可愛かったです。
ここオンクローン小学校は1年生〜6年生まで329人(2017年4月現在)の生徒が通い、2つの校舎を使って2部制で授業が行われています。
1つの校舎は1985年に建てられたもので、老朽化が酷く見るからにボロボロ。当然雨の日は室内まで降り込み、強風による倒壊の恐れもあります。
地面に直接建てられている、いわゆる土間の状態。さらにトタン屋根の熱がひどく、天井をシートでカバーしているものの大した効果はなく、生徒は汗だくでした。
天候に左右される、非常に過酷で危険な校舎と言えます。
加えてどこの学校でもそうでしたが、トイレ問題。
トイレが1基壊れていて、授業が終わると女生徒は長蛇の列。手を洗うのは、雨水を貯めた水瓶で、衛生状態もよくありません。
ひととおり校舎を見たあとは、新校舎の建設予定地を視察。
そして、やくそくプロジェクト事務局長の“たやまん”こと田山正胤とオンクローン小学校のプルン・チャー校長、JHPの関係者を中心に学校建設に向けた詰めの協議を行いました。
学校側の要望と現状のヒアリング、そしてプロジェクト側からの質問や具体的な提案など細部に渡る意見交換がなされました。
細部に渡る詰めの協議を終え、すべての合意が取れたので、やくそくプロジェクト3校目の支援校は、ここオンクローン小学校に決定しました。
校長を務めるプルン・チャーさんと握手する、事務局長たやまん
さて、ここで終わらないのが、我らやくそくプロジェクト!
早速、各メンバーが生徒たちと交流を始めます。
まずは、まっすーとカリちゃんがお馴染みのドローンを飛ばします。
どこの子どもたちも完璧なリアクションで返してくれるのでやりがいがあります(笑)
今回も子どもたちは驚きと興奮で大騒ぎ!
まっすーは最後に子どもたちに揉みくちゃにされていました。
ミサエは、なんと女生徒たちと日本では懐かしいゴム飛び!
昔取った何とかか(笑)「日本ではこう跳ぶのよ!」と華麗なジャンプを披露しました。
ほっしーは、撮影の合間に勝手に授業に参加(笑)このあと得意のハーモニカを披露。
音楽が大好きなカンボジアの子どもたちは大喜びでした。
短い時間でしたが、それぞれに交流を楽しみました。
最後に記念撮影をして、視察は終了。
5月ということもあり、楽しかったけれどとにかく暑かったです。。
帰る頃には、1校目、2校目と同じように、この子どもたちにも良い環境で授業を受けさせてあげたいという想いが早くも湧いてきていました。
支援校が決定したので、次回は最終協議、そして建設へと進んでいきます。
いよいよ「やくそくプロジェクト3」スタートです!